天然味付け数の子昆布、完全な天然ものと、人工的なものがあり、本物は北大西洋の冷たく透きとおった海にニシンの大群が春に押し寄せ、昆布に卵を規則正しく産みつけたものです。
産み出された完熟卵は海水中の成分と触れ合うことで昆布やまわりの卵とくっつきあい、次第に厚みを増していきます。ニシンの卵はお腹の中では大変柔らかいのですが、産んでしまうと海水と成分が混じりあいぐっと硬くなります。
数の子昆布の独特の歯ごたえはこのとき生まれるのです。しかし世の中には人工的に製造された商品も存在することも事実です。ヤマニ井原水産の子持ち昆布は天然ものです。(歯ごたえでわかります。)